魂のこもった希少な逸品。広瀬和紙「名刺入れ」
広瀬和紙 名刺入れ 2ポケット 日本製 手作り 草木染め 和紙 ログウッド 鉄媒染 こうぞ 鉄納戸 葡萄鼠
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広瀬和紙-Hirosewashi-
広瀬和紙は江戸時代、広瀬藩が藩札を発行するため、御紙屋を設けたのが始まりです。
繊維が長くて強い「楮(こうぞ)」と、目が細やかで艷やかな質感が出る「三椏(みつまた)」を主な原材料に使い、水に強く、破れにくいのが特徴です。本商品には楮を使用しています。
名刺入れ
昔ながらの手漉きで、楮を煮るところから名刺入れの成形まで、すべて職人の手作業で作り上げられる魂のこもった希少な逸品。
名刺入れには楮原料の和紙を使用しており、中身が入っていても軽く、とても丈夫なので、数年から10年程ご愛用いただけます。
ログウッドという草木染で染め、撥水加工も天然素材を使用するなど、化学物質を排水しないことにこだわり制作されました。
使うほどに質感がこなれてきて手に馴染んでいきますので、革製品のように愛着がわいてきます。
30枚程度の名刺を収納可能です。
耐久性に優れた和紙
名刺入れには、繊維が長くて強い「楮(こうぞ)」を主な原材料に使い、撥水加工も施されているため、水に強く、水をスッとはじきます。
広瀬和紙は、美しい質感や耐久性、手漉きならではの温かみが高く評価されており、伝統的な和の技術を活かしつつ、現代のニーズにも対応した素材として、様々なアイテムに利用されています。
広瀬和紙ができるまで~作業工程~
(1)煮熟(しゃじゅく)
一晩水に浸した原料とソーダ灰を窯に入れ沸騰させて2~3時間ほど煮ます。
アルカリ性の薬品と煮ることで、繊維が手でちぎれるほど柔らかくなります。
(2)灰汁抜き
煮終わった原料を水槽へ溜めた水に浸けて灰汁を抜きます。水をかけ流しながら2~3日かけて行います。
(3)チリ取り
灰汁抜きの終わった原料を水の中で広げてチリ、スジ、キズなどを取り除く「チリ取り」を行います。
この作業を丁寧に行わないと綺麗な紙に仕上がりません。
(4)打解(だかい)・叩解(こうかい)
原料である木の皮を繊維状にほぐしていく作業です。
木槌を使って行う「手打ち」と「ビーター」という機会を使う方法で行います。こうしてほぐれた原料を紙素(しそ)と呼びます。
(5)紙漉き
漉船(すきふね)と呼ぶ水槽に水をはり、紙素を入れ混ぜ合わせます。
さらにトロロアオイ(ネリ)を入れてかき回し水と紙素を均一に混ぜ合わせ紙を漉きます。
桁(けた)という木の枠に簀(す)という竹ひごを糸で編んだ物をはさみ、漉船をくみ縦横に桁をゆすり紙を漉きます。漉いた紙を積み重ねたものを紙床(しと)と呼びます。
(6)圧絞
紙を傷めないように時間をかけて紙床から水分を抜いていきます。広瀬和紙では空圧式の特別な機械で一晩かけてゆっくり絞ります。
➆乾燥
圧絞を終えた紙床から一枚ずつはがして刷毛で板に貼り付けて乾燥します。
広瀬和紙ではステンレス製の乾燥機を使いことが多いですが、注文に合わせて板へ貼り付ける板干しと使い分けます。
トロロアオイ-Tororoaoi-
オクラに似た植物で値を叩くと、とても強い粘り気のある粘液が出てきます。これを布袋でろ過したものを、紙漉きの時、漉船に入れて使います。
●トロロアオイの3つの役目
・漉船の中で繊維の沈殿をふせぎ、均一に分散させる。
・紙を漉く際、簀の目から水が抜けるのをゆっくりにし、水を縦や横に漉き流すゆとりをつくることで紙の厚みの調整ができる。
・漉船の中では粘っていても、時間がたつと粘り気が消え水のようになるので、紙床の圧搾後に重ねた紙同士がくっつきあわず一枚一枚はがしやすくなる。
熱や雑菌により粘り気が水気に変化するトロロアオイの性質を利用したもので、冷たくて清潔な水を使わないと長持ちさせることができません。
しかも粘度は毎日変わるので紙を漉く人はその日のトロロアオイの具合をみて使う量を変えています。
原料について-Genryou-
木の皮の繊維からできており、木の芯の部分よりも繊維が長いので手漉きでしっかり繊維を絡めることで丈夫な紙になります。
冬に収穫した木を蒸して皮をむき、表面の黒皮を剥ぎ取りしっかり乾かします。
そうして木の皮の内部の部分である「白皮」が出来上がります。
※広瀬和紙では現在、原料の栽培は行っておらず、国内産の白皮を購入し、和紙を作っています。主に楮・三椏の2種類の原料を使用しています。
●楮-こうぞ-
繊維が太く・長く・強靭であることから幅広い用途に最も多く使用されます。
使用例) 壁紙・襖紙・障子紙
●三椏-みつまた-
繊維は細く・柔軟で印刷適正に優れ紙幣の原料として利用されています。
使用例) 日本紙幣・箔合紙・賞状用紙
カラー展開
【鉄納戸-てつなんど-】
緑色を帯びた深い青色ことを「納戸色」と呼び、「鉄納戸」とは納戸に鉄色がかった色味を言います。品のある落ち着いた色合いで、シンプルで洗練された雰囲気を持っています。
【葡萄鼠-ぶどうねずみ-】
葡萄の色を鼠がからせた鈍い赤紫色を「葡萄鼠」と言います。浮世絵に描かれた着物の地色によく見られる色で、葡萄鼠一色で作成された雅なイメージで繊細な色合いです。
サイズ:7.5×11cm
仕様:2ポケット
※撥水加工が施されており、多少の水濡れは問題ありませんが、早めに水分をふき取り乾かしてお使いください。