このボールペンのせいで、警察に通報されかけました。
ある日、息子の友達のお母さんからLINEが入ってきました。
「これってもしかしてじゅんくんの?」と。
このボールペンの画像が。息子はミリタリー好きなので、このボールペンを気に入って使っていたのですが、どこででも宙返りをしてしまう癖があるので、どうやらそのお友達の家の庭に落としたようです。
「そうです!」
「旦那が警察に届けるつもりだったよ!」
と言われました。確かに薬莢がそこに転がってたら物騒ですよね・・・。
危ない危ない。
「それボールペンだよ」
「え!?あ、本当だ!」
フィッシャーブレット338です。
薬莢の部分が蓋になっていて、戦端部分がボールペン。こんな感じになっています。実は案外書きやすいんですよ。
このボールペンは「フィッシャー」というメーカーのもの。
替芯もフィッシャーの代表的なものなので、インクがなくなってもずっと使ってもらえますよ。
フィッシャーを一躍有名にしたのが、このペンにも搭載されている「スペースペン」というシステムです。
通常ボールペンは重力とボールの回転を利用してインクをだすために、重力を無視した天井に向かってや、水中や宇宙の中では筆記ができなかったのです。
そこでフィッシャーは窒素ガスを充填してインクを出すという加圧式を開発しました。
それまで宇宙空間ではなんと、鉛筆が使われていたそうです!鉛筆の粉などが、無重力で縦横無尽に舞い、電子機器に影響を与えてしまうという危機に直面しました。
そんな中、フィッシャーは自費でこのスペースペンを開発。NASAに試すよう持ちかけ、このペンが採用されたというわけです。
お尻のところが本物の薬莢らしくかっこいいです。
そして、本物の薬莢を使っているので、ワイルドな真鍮で、書いてると手が真鍮くさくなってしまいます。しかし、それもまた一興ですね。
くれぐれも通報されないように気をつけてください。飛行機に乗るときも止められてしまいそうです。
かっこいいケースに入っています。名入れは専用書体でのみ承ります。
専用の迷彩包装紙でラッピングしてお届けできます。
少し前ツイッターでバズって在庫が一気になくなることになりましたが、今は安定しています。ぜひご注文を!
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