昨日のミニサイズに引き続き、今回はミディサイズをご紹介します。
ミディサイズは130×180mmなので、 B6に近いサイズです。ミニより面積があるので、しっかり書きたい方にぴったり。
中身紹介
メインとなるウィークリーのページには、左に午前、午後の予定、右にメモ欄があります。右下の小さなカレンダーは、今がのページを月間で示していて、案外便利です。
そのほかにも、月間ブロックスタイルのカレンダーで、大まかな予定を把握できます。
年間スケジュールやミニカレンダーもついているので便利ですよ。
付録に別冊ミニノートがついています。時候の挨拶や、トラベル外国語集、国際電話と時差、アドレスページなど盛りだくさん、本体と離れているので、アドレスなど次の年にも入れ替えてつかえます。
では、お楽しみのデザインを一つ一つみていきましょう。
【水面に映る猫と蝶々】
ローレル・バーチのアート作品を特徴づけているのは、ゴールドとシルバーをアクセントとした明るい色使いです。
装丁では、このような特徴とバーチの明るい性格が全面に表れた絵画を再現しています。
【バタフライ】
「バタフライ」では、ローレル・バーチの絵画作品『Imagine』を再現。バーチの想像力と人生への愛を称えるデザインとなっています。
彼女が目指していたのは、人を喜ばせ、元気にすること。
2007年にこの世を去ってからも、その希望に満ちたアート作品は人々に幸せを与え続けています。
【Midnight Bold】
それまでのアート・ムーブメントの陰の部分を抽出することで、新しいヘアスタイルやポーズを生み出したニュー・ロマンティック。
過去の美意識を再利用するというこのムーブメントからインスピレーションを得て、Paperblanksでは新しい大胆な色遣いによってこのシリーズを復活させることにしました。
【Moonlight】
オレナ・スキツイウク(Olena Skytsiuk)は、ウクライナの伝統的な装飾技法であるペトリキフカ・ペインティングの第一人者。
この技法の特徴は、猫の毛で作られた筆を使うことによって生まれる視覚効果です。
細かな筆のタッチが重なり合い、風景や花々が咲き乱れる様子が描き出されます。
【ミモザ】
Riviere and Sonによる装丁を再現したデザイン。
原版はパーシー・ビッシュ・シェリーの「はにかみ草および初期詩編」で使用されたものであり、豊かな創造性を存分に感じられます。
2020年の人気No.1でした。
【シラーズ】
元になったのはオスマン帝国黄金時代だからこそ生まれたと思える装丁の傑作。
黒い山羊皮にエンボス加工を施し、金箔、色入れ、さらに繊細な金線細工が施してある16世紀のイスラム装丁です。
【ターコイズ】
鮮やかなターコイズブルーのノートに、あなたの人生の記録を綴ってみませんか。
デザインのもとになっているのは、1514年にパリのサレル製本所によって発行された「Chroniques(年代記)」という書籍の装丁です。
【ヴィオラ】
花模様とロゼット・モチーフがあしらわれたロゼットダイヤモンドシリーズ。
17世紀のイタリアの装丁にインスパイアされて生まれたデザインです。オリジナルの書籍には、ルネサンス期の円形画である「トンド」形式の図が収められていました。
【天空燦花】
本装丁は、截金の復活に情熱を注いだ江里佐代子(1945–2007年)の作品を殊印刷技術によりその風合いを再現しています。
截金(きりかね)とは、仏像や仏画を金箔で装飾する伝統技法です。
【モネ 睡蓮】
フランスの印象派の画家クロード・モネは、ジヴェルニーに所有していた庭の自然美に囲まれて過ごしました。
本装丁は、数あるモネの睡蓮の絵のひとつを再現。
同じ印象派の画家ベルト・モリゾに宛てた手紙の背景に、モネの代表作を配しています。
どれも素敵なデザインですよね。キラキラ輝く箔押し、パール調の表面、立体的な加工。どれも写真だけではわかりづらかったので、動画にしてみました。是非ごらんください!
ちなみに今年は「月間インデックスシール」が無料でついてきます!しおり紐は2本ついてありますが、やっぱり一目で「何月」とわかったほうがよい方に是非お使いいただきたいです。
また、別料金を330円いただくようにはなりますが、表紙の次の扉ページに、名入れ彫刻もできます。「紙に彫刻!?」と思われるかもしれませんが、うすーく表面を焼くことで印字しています。
ご興味のある方で、すぐに使ってみたい!という方のために、2020年の在庫
もまだ少しございますので、是非ご利用ください。
コメント