LAMYアルスターボールペン。人間工学に基づいたグリップと、力がわいてくるノックの感触。
最近、出荷するボールペンの彫刻やメッセージカードのチェック作業に入る事が多いんですが、最近久しぶりにラミーアルスターを使ったんです。
出荷するとき、ボールペンの場合インクがちゃんと出るかの検品もしますので、とにかくいろんなボールペンをもって試すのですが、アルスターは久々だったので新鮮でしたね。他のラインナップとは毛色が違うというか、だってノック部分が蛇腹になってるんですよ。しかもクリップはワイヤー型だし、ペン先は三角だし。
ペン先は透明感ある樹脂になってるし。使ってみるとすご~く「しっくりくる」。
「すごいこれいいね!!」というと、他のスタッフさんは「私はあんま好きじゃない・・・。」といってました。
ノック部分が蛇腹になっている!「ガチっ!!!」っという感じのしっかりしたノックが癖になる!
アルスターはノックがかなり重い。「ガチ」って感じで、重みはあるんですが、パーカーのジョッターみたいなバネ感はあまりないです。(文字にして伝えるのがすごく難しいです)アルスターのノック感を伝えるとすると「が・・・ち。」という感じですかね。これが気持ちいいんですよ。「よし書くぞ!」という気分にしてくれるというか。なにか脳内物質が出るようなそんな感覚なんですよね。
ごつめのノック感なので、潜在的にともすれば指先を挟まれちゃうような不安がよぎる感じがするんですが、そこはしっかりと蛇腹のラバーがカバーしてくれていますので、安心です。これもまた癖になる要素ですね。
三角になったペン先、筆記に適した指の配置が自然とできる。
人間工学に基づいたグリップ部分は、フィットしやすい樹脂素材。そして、三角なので、人差し指、親指、中指の黄金のフォーメーションがとりやすいんです。
小学校のとき、書き方鉛筆という三角の鉛筆を持っている子がいて、うらやましく思った記憶があります。悔しいので、四角の鉛筆(手作りキットをもらった)をもって学校にいったのですが、四角はいけません、指が安定しない。やはり。三角や六角など、3の倍数がよいようです。
ワイヤー式のクリップで、洋服を傷つけない!
ラミーのサファリやアルスターは、クリップ部分がワイヤー型になっているので、取っ手も滑らか。スーツの胸ポケットにいれててもお洋服を傷付けなくて済みますので、安心です。とてもはさみやすいですしね。
反対にお洋服を傷付けてしまうのは、実はパーカーなんです。
私はいつもパーカーソネットをスーツのポッケに挿しているんですが、ある日取れなくなってしまって、どうしたんだろうとおもったら、矢尻の部分がポケットの繊維を突き破ってて、引っ張り出そうとすると矢尻が引っかかってぬけず、困りました。めったにない事だとは思いますが、咄嗟に出すときにこれだと焦りました。
元来、矢尻ってそういうものですもんね。
脱線しました。とにかく「アルスター」のクリップはとてもやさしい。この形で傷つく人なんて一人もいないと思いますね。ノック部といい、クリップ部と言い、人間に優しいボールペンであることは間違いありません。
おまけにかっこいい。
余談ですが、数年前、大好きなYoutuberの方がイベントをするというので、行って、これに名前を彫刻してプレゼントしたら、とても喜んでくださっていてうれしかったのを覚えてます。
コメント