ブックカバーの一番人気のサイズ
当店がブックカバーの導入をはじめて、3~4年ほどになります。
当初、私利私欲のための導入だったので、新書版がほしかったのです。なぜなら我々が住む岡山県は、図書館の利用率が全国1位という地域性。
特に勤勉というわけではなく、要するに吝嗇なのです・・・。
私が住んでいるのは、「町」なので、図書館に新刊や取り寄せが優先して回してもらえます。自治体が小さければ小さいほど、優先して回してもらえるため、田舎であればあるだけ図書館が充実しているということになります。
本を買いたくない理由としては、まず「お金がかかる」というのもありますし、読んだあと邪魔になるという弊害もあります。
そこで、文具の問屋さんに問い合わせたところ、「ブックカバーの売れ筋は断トツで文庫版です!」と言われました。とても以外でした。
新書版や四六判で慣れている私にとって、文庫本というのは小さく、読みにくく、紙も薄く、あまり手に取りたいものではないからです。
しかし、よく考えれば、キオスクなどで売られている本や文庫ばかりですし、文庫本であれば持ち運びにも便利。電車移動が多い都会の方には、文庫本のほうが具合がよいのでしょう。
電車の中では、何を読んでいるのかがバレるのも恥ずかしいということで、ブックカバーも重宝しますよね。鞄の中での傷みを防止することもできます。
というわけで、導入するブックカバーのサイズは「文庫」と決めました。
売り上げは上々でした。帆布素材のもの、デニム素材のもの、合成皮革のものなどいろいろな文庫本カバーを導入しました。
初めての導入となる本革のブックカバー
そして、満を持して導入したのが「本革」のブックカバーです。
当初は、使えば使うだけ味がでて手になじむ、「ヌメ革」の素材を検討していたのですが、なかなかそういったものが無かったのです、ヌメ革は堅牢ではありますが、硬すぎて本に負担がされるのかもしれません。
今回導入したレザーは、ヌメ革のようなタンニン鞣しではなく、クローム鞣しとなっております。タンニン鞣しのような経年変化はあまりありませんが、最初から大変にやわらかく、手にしっとりとなじみ、最初から優しく文庫本を包み込んでくれます。
こんなに柔らかい革があるの?とびっくりされるかもしれません。
「フリータイプ」なので、背幅が何センチでもぴったりフィットするように調整できます。京極夏彦さんレベルになると、どうなのかわかりませんが・・・。
箔押しで名入れができる!
こちらの商品の素材は、シボの少ないスムースなスキンですので、箔押しがきれいに入ります。
表の目立つ場所に名入れされるのもよいですし、内側にシオリになるスリップ部分がありますので、そちらにひっそりと印字されても素敵ですね。
本革と箔押しのマッチングは抜群ですので、サプライズのプレゼントにも最適です。世界で一つのグッズで、特別なプレゼントを演出しましょう。
名入れする書体は、「筆記体」「ブロック体」「日本語(細いゴシック)」から選べます。
イニシャルだけの名入れも素敵ですよ。
落ち着いたカラーバリエーション
いろいろな色の革がありますが、今回は落ち着いた色味を選びました。どんなファッションにも合いやすく、悪目立ちしにくいベーシックなカラーです。
やはり同じ色味でも、本革のものは艶が上品なので、高級感がかなりありますね。
今後ご好評いただければ、ビビッドカラーやパステルカラーのシリーズも作っていきたいとおもっています。
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