犬の早食いを直したい!早食いの原因、リスク、対処方法とは?
ワンさんの早食いって気になりませんか?その子によると思いますが、基本的に早食いのワンさんが多いのではないでしょうか。
うちの子(ポメラニアン×柴)はとってもよく食べます。フードをすごい勢いで丸のみするので、大丈夫かなと心配していましたが、義母の子(ダックス)は更に早くてびっくりしました!!
ワンさんはなぜ早食い?
ワンさんの祖先はもともとオオカミ。群れて暮らす野生の生き物なので、速めに食べないと、他の仲間たちに取られてしまったり、食事中に他の生き物に襲われてしまう危険性があるらしく、速く食事を折らわせる必要があるのだとか。
そのため身体的にも、早食いができる構造になっているそうで、鋭い牙でのどを通るだけの状態にすればそのまま丸のみにできる仕様の消化器官になっているのだとか。
なので理論上はフードなど丸のみでもよいのかもしれませんが、実はそんなワンさんにも早食いのリスクがあります。野生で暮らしていた時とは状況も食べるもの今は違っていますからね。
また多頭飼いのワンさんも、他の子との取り合いになるので、早食いになりがちなのだとか。
義母の子は以前の飼い主さんが施設に入居してしまったため、週一のペットシッターさんが来る他は、2匹でずっとお留守番だったそうで、その間にきっと早食いを身に着けてしまったんでしょうね。
犬の早食いのリスク
のどに詰まる
一気にがつがつ食べてしまうと、のどに詰まってしまう危険性があります。若くて元気なワンさんなら勢いでどうにかなる場合が多くても、まだ小さな子犬やお年寄りなど、飲み込む力が弱いワンさんは要注意です。
食べたあと吐いてしまう
あまりにも勢いよく食べてしまうと、そのまま吐き戻してしまう危険性があります。その場合は嘔吐ではなく「吐き出し」というそうですが、繰り返すと胃などにも負担がかかります。
胃捻転の危険性
ドライフードなどを勢いよく食べると、空気を沢山一緒にのみこんでしまいます。それに水を飲むと胃袋に空気がたまって胃拡張の状態になってしまいます。胃拡張すると、今度は胃捻転のリスクが高まりますので、大変危険です。
特に大型犬のみなさんは、構造上胃捻転を起こしやすいと言われていますので、気を付けたいですね。
肥満になりやすい
人間のダイエットにも言えることですが、早食いするとあっという間に食事が終わってしまって満腹感が得られないのは、ワンさんも一緒なのだとか。
うちのポメ柴も食べてすぐ「まだ無いか」と吠えます・・・。去勢しているので、特に食いしん坊なんですよね。ゆっくり食べてくれると少し改善するとのことですが、どうしたらゆっくり食べてくれるんでしょうか・・・。
ワンさんの早食いを改善させるには
ドライフードはふやかす
ドライフードは、ふやかすと随分かさが増します。容積が増えるので、食べる時間も稼げるうえに、消化が良くなり、一石二鳥ですね。
他の子と離す
多頭飼いの子は、他の子と一緒だと競争心から早食いになってしまいます。場所を別にしたり、それぞれケージに入れる等して、離してやるほうがゆっくり食べられるようになるそうです。
また、動物同士だけでなく、飼い主など他の家族がじっとみていると、早食いになってしまう子もいるそうなので、あまり見すぎない方がよいかもしれません。
早食い防止食器を使う
普通の平らな食器ではなく、障害物となる凹凸などがついた食器があります。また、鼻先で扉を開けたり、ギミックをクリアすることでご飯が食べられるという知育食器もありますね。
当店では、凹凸がついた早食い防止フードボウルに名入れできる商品があります。
名前が入るとかわいいですね!肉球マークなどを入れることもできますよ。
障害物のおかげで、食べる時間が約3倍伸びるそうです!
裏にはシリコンの滑り止めを付けられるので、食べやすいです。
色は3色。「ピンク」「ブルー」「グリーン」がありますので、多頭飼いの方にもおすすめ。3匹以上でも、名入れできるから何匹も対応できますね!!
お名前入りのオリジナルアイテム、是非つくってみてください!
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