最近の学生の贅沢なシャーペン事情
「ここ数年、小中高生がとにかくシャーペンにこだわるようになった」と仕入先さんがおっしゃっていました。それはどうやら「はじめしゃちょーさん」の影響なんだそう。
はじめしゃちょーさんは、シャーペンが大好きで、そのこだわりをプレゼンした動画が人気で、影響を受けた学生さんたちが良いシャーペンを使い始め、そのマーケットが、メーカーの商品開発を加速させたということです。
パルセラでは、品切れが多くてご迷惑をおかけしていますが、パイロットのS30(ノックしなくても芯が出続けるシャーペン)や、ぺんてるのケリーのスペシャルエディションみたいなものも扱っております。
そして今回は、そろそろ舶来ブランドに手を出しちゃおう。とペンカタログをペラペラやって、まずはカランダッシュのギフトライン849ギフトラインから始めることにしました!!
カランダッシュのメカニカルペンシルで、贅沢をしていいんだよ。
一瞬「え!?」っと思うような値段ですよね。シャーペンにこの値段てwww
ってしかし、実は、カランダッシュのメカニカルペン、こんなもんじゃないんです。ボールペンはいろいろとシリーズがあるカランダッシュですが、その種類の多くにメカニカルペンシルのバージョンがあるので、10万円のシャーペンなんかもあるってわけです。
あ、ちなみにメカニカルペンシルっていうのはシャーペンを英語でいうたバージョンです。
シャーペン、シャープペンシルというのは、和製英語で、電機メーカーの「シャープ」の前身である「早川金属工業」の早川徳次さんが、大正時代に考案しました。「早川式繰出鉛筆(はやかわしきくりだしえんぴつ)」の名前で発売されたそうです。
シャープが社名のシャープだというのは意外じゃないですか?
とにかく英語名はメカニカルペンシルで、カランダッシュでの商品名は「メカニカルペンシル」といいます。
メカニカルペンシルとボールペンの違い
ギフトライン849のボールペンは、実はもうすでにパルセラで販売しておりまして、それのメカニカルペンシルが入ってくるということで、「誤出荷しないように気を付けよう!」ということで、どういうところが違うのか、相違点を見つけよう!と思いました。
まずはパッケージ、上がボールペンで、下がメカニカルペンシル。
まったく同じです。外からはわかりません。(バーコードシールだけが違います)
次の重量。左がメカニカルペンシルで、右がボールペン。カランダッシュの場合、3mgの違いが出ました。
明確な違いはペン先だけです。ボールペンは基本的に何もでていませんが(もちろんノックしたらペン先が出ます)メカニカルペンシルは常にペン先が出ています。ペン先がおさまるタイプのものもあるのですが、カランダッシュの場合は丸出しバージョンでした。
丸出しじゃなかったら、もし誤ってボールペンとシャーペンを間違えて彫刻してしまったら大変なので、丸出しでよかったです。
パルセラではもちろん筆記検品をしているのですが、彫刻が完了した時、ラッピング前に一緒に行っていますので、彫刻する前に間違ってしまうと元も子もないのです。
とにかくボールペンでもメカニカルペンシルでも、見た目は変わらずかっこいいということがわかりましたね。そしてメカニカルペンシルは少し軽いということもわかりました。
くるくる回って尖ったり、折れないような仕組みは特にないけれど。書き味は最高。
実際に書いてみました。
用紙はロディアA3、5mm方眼です。字が下手なのは私のせいです。申し訳ないです。
書き心地ですが、ボールペン同様、軸と芯の間にブレがまるでなく、鉛筆そのもののような書き心地、ボディも軽く、鉛筆と同じ六角形なので、取り回しがしやすく、かなり自然な感じで何時間でも書けそうです。
スイスメイドの確かな品質で、安心して使っていただけます。これはすご~くおすすめです。
ちなみに当店ではボックスの方にもメッセージや記念日などを彫刻することができます。
とにかくかっこいいカランダッシュのメカニカルペンシルで、他と差が付く学生生活を送ってください。
2月3月は合格発表の季節。最初からリクエストがあれば別ですが、サプライズのプレゼントなら、カランダッシュのギフトラインメカニカルペンシルはおすすめですよ!
国産のいいシャーペン使っている人を横目に、スイス製のメカニカルペンシルを使う甥っ子を想像してニマニマしてしまいました。(現金くれといわれそうですが・・・。)
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