多機能ペンってどんなもの?1本で便利に使える多機能ペンの種類。
多機能ペンとは、シャーペンとボールペン、特に黒と赤のボールペンが切り替えて使えるものを指します。多色ボールペンとは、黒、赤、青などいろんな色が使えるものを言います。
シャーペンとボールペンを使えると、1本で済むので便利ということで、日本ではとても人気なんです。海外ではあまり文化がないようで、日本に遊びに来た方がお土産で買って帰られたりする場合があるみたいです。
1,000円とか800円で買えるご自分用のものから、贈答用の高級なシリーズものがあります。
当店ではプレゼントで使われる場合が多いため、ワンランク上の金属ボディのものをお選びいただく場合が多いです。
そういった贈答用のラインナップの中から、各社の特長などをご紹介しますね。
ジェットストリームプライムの多機能ペン。書き心地と高級感、そして特殊なノックの仕組むとは?
言わずと知れた抜群の書き味を誇る「ジェットストリーム」
ジェットストリームにはいろんなシリーズの多機能ペンがありますが、中でも「プライム」は金属製のボディや先進的なノック構造により、贈答品としても高く評価されています。
ある程度重みがあるため、バランスのよい筆記ができます。
ジェットストリームのカジュアルなラインナップでは、SXR-80という樹脂製の替え芯になっていますが、こちらのプライムシリーズでは「SXR-200」という金属製リフィルとなっており、より丈夫になっております。
通常、多機能ペンなどの各色のノックは、つまみを下にスライドさせ、一番下で奥にはめ込むような切り替え方法になるとおもいますが、これが案外中で故障する原因になったりするんですよね。
故障しないにしても、ちょっとつまり気味になったりします。プライムはスライドしたまま、奥に沈まずに固定されますので、最初は「え?これで書けるの?」っていう不思議な感覚だと思いますが、気持ちいいですよ。
なんといってもジェットストリームの低粘度油性のさらさらとした濃い筆記は魅力的です。
PARKERの多機能ペン「ソネットマルチファンクション」はここが違う。秘密は〇〇!?
PARKERなど海外ブランドのボールペンは、単色のものが多いんですよね。なぜならあまり多機能ペンを使う人がいないのだそう。
日本人は「間違ってはいけない」という感覚が昔からあるため、シャーペンや鉛筆をよく使いますが、海外では、「間違ったっていいじゃない。」ってかんじで、ペンだけあればという感じなのかもしれません。
ドイツでは小学生が万年筆を使うそうですね!
という事情もあって、PARKERの中でも、この「マルチファンクション」のシリーズだけは「国産」なんです。やはり多機能ペンを作り慣れている日本で作られているらかもしれませんが、このペンは切り替えがものすご~くスムースなんです!
ツイスト式の多機能ペンにも種類があって
1)捻る向きが指定されていて、内容がセンターリング付近にマークで書かれてある
2)どっちの方向にも何回転でもできる。
1の利点はマークを見て切り替えれば目的のペン先のものがすぐに出ること。
2の利点はペン先をみながら適当にまわしてればいいこと。
こちらのPARKERソネットマルチファンクションは2番の無限ぐるぐる式なので、感覚的につかえます。私は個人的に無限ぐるぐる式の方が好きですね。いちいちセンターリングを見るのがめんどくさいので。
シャーペンのノックも優れている要素のひとつ。
通常ツイスト式の多機能ペンは、ペンの上半分を全体的にノックして芯を出しますが、ソネットマルチファンクションの場合、上のノック部分が付いているので、これをノックするだけで芯がでます。
これが案外使いやすくてポイント高いですよ。多機能ペンは便利だけど、ノックがしにくいためにシャーペン部分を使わなくなったという方も多いのではないでしょうか。
製造が追いつかずご迷惑をおかけしております。昔から人気のCROSSの多機能ペン。
続いてアメリカの老舗ブランド「CROSS」こちらのTECH3というのが多機能ペンになります。
内容は、シャープペン、黒・赤ボールペンです。
こちらの商品は欠品が続いていて大変ご迷惑をおかけしております。青は在庫があるのですが、黒とクロームが長期欠品になってしまっております。
ご迷惑をおかけし申し訳ありません、早く復活してほしいです。
この商品のよいところは、なんといってもかっこよさです。とにかくデザインがいい!多機能ペンに見えないデザイン、そして、クロスの象徴でもある「コニカルトップ」が素敵です♪
実は数年前までこの商品「TECH3プラス」という名前で、トップにスタイラスパーツがはまってたのですが、それもとても人気だったのですが、いつのまにかコニカルトップに戻りました。
スマホの性能もよくなり、あまりスタイラスパーツが必要じゃなくなったのかもしれませんし、やっぱりコニカルトップの方がかっこいいですからね!
ちなみに、スタイラスの機能でいうと、TECH2の方がよいと思います。パーツが小さいので、ゲームなどに使っている人も多いですよ。
TECH3の切り替え方式は「無限ぐるぐる式」です。パーカーに比べると、若干切り替えがガチャつく感じはあります。
また、CROSSのインクは粘度が高いので、書きにくいというお声もあったりしますが、この商品にはジェットストリームのCXR200を入れて使うこともできるので、そんなカスタマイズをされている方もいますね(メーカー補償外になりますので、自己責任でおねがいします)
多機能ペンのパイオニア!ゼブラ「シャーボ」は文句なしの品質。
「シャーボ」は1977年にゼブラで開発された画期的な筆記具でした。
「右へまわすとシャープペン、左へまわすとボールペン」というTVCMを皮切りに、4か月で80万本を売り上げる大ヒットとなったそうです。
パイオニアだけあって、切り替えの滑らかさは、「うそだろ?」っていうくらい衝撃的な滑らかさ。とにかくすごいので試してみてほしいです。
シャーボXは、本体と替え芯を別に自分でカスタマイズして買うパターンなのですが、当店はネット通販のため、一般的なエマルジョンインク(いわゆるジェットストリームのような低粘度油性)の黒&赤ボールペンと0.5mmのシャープメカをセットして、届いてすぐに使っていただけるようにしております。
こちらのCL5のシリーズは、革っぽい塗装になっているので、温かみがあり、滑りにくくて使いやすいです。彫刻もとてもきれいにできますよ。
こちらの切り替え、センターリングにマークはありますが、「無限ぐるぐる式」です。私の好きなやつです。
番外編、超高級多機能ペン!?パイロット「カスタムヘリテイジ」はお値段なんと!?
パイロットのブランド「カスタムヘリテイジ」は主に万年筆等が有名ですが、「4+1カスタムヘリテイジ」というのもあります。
この商品はお客様からリクエストがあり導入したものなのですが、4色使えるのにこの高級感というのが画期的なんですよね。
4色使えると、メモの魔力などで提唱されている4色ペンのメモ術や、七つの習慣にかかれている「重要性」「緊急性」を掛け合わせた「第一領域」「第二領域」「第三領域」「第四領域」ごとに色わけをするという手帳術などに使えます。
ついでにシャーペンも使えます。
初期装填のインクはアクロインク。こちらもジェットストリームのような低粘度油性のものです。
とっても高価ですが、大切な人へのプレゼントにはいいですよね!
番外編、多機能すぎる・・・。モンテベルデの「ツールペン」とは?
黒・赤ボールペン&シャーペンという多機能ペンを主に紹介してきましたが、このモンテベルデツールペンはちょっと機能が多すぎて笑っちゃう感じなので、番外編で紹介させていただきますね。
1)スタイラス
2)マイナスドライバー
3)プラスドライバー
4)4インチスケール
5)1/100スケール
6)1/200スケール
7)1/300スケール
8)水平器
9)ボールペン
なのだそうです。カラフルなカラーもユニークでいいですね。
建築関係の会社様の社内報商品にもお選びいただいております。
一口に多機能ペンといってもいろんなものがあります。
一本で済んでしまうからこそ、後悔のないものをお選びいただきたいです。卒業入学シーズンには特に多機能ペンがご好評いただいておりますので、是非ご活用くださいませ。
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