もうすぐリリース予定の新商品のご案内「名入れハーバリウムボールペン」です。
ハーバリウムとは
ハーバリウムとは、「植物標本」という意味で、元々は研究のために、植物を長期保存するためオイル付けにしたのが始まりです。
現在では鑑賞目的で用いられるようになり、インテリアフラワーとして一役かっています。
瓶に、プリザーブドフラワーやドライフラワーを入れ、シリコンオイルなど専用のオイルに浸すことで、花本来のみずみずしさを長期間保つことができます。
もちろん面倒な手入れは不要です。
ハーバリウムボールペンは、ボールペンの上部がケースになっていて、そこがハーバリウムになっているというもの。
いろいろ他のお店で見てみたのですが、個人的にたくさんの色が使われているアレンジが好きではないので、自分たちでシンプルめなハーバリウムボールペンを作りたいということになりました。
まず、買ってきたスターフラワーのドライで、作ってみたのがこちら。
ザ・ピンク。と言う感じですが、色が安定している花材ですので、うるさい感じにならず、またシルバーの箔も使っています。
ドライフラワーの制作
そして、ドライフラワーをさらに買い足していろんな色をつくろう!ということになったのですが、自分の好みの色に染めれば、思い通りのボールペンができるのではないかと思いつき、かすみ草を染めてみることにしました。
時間の経過によって、薄いものから濃いものまで調整が可能なので、いろんな色で濃度で作ってみました。
↑吊るして作るタイプのドライフラワーは、色の劣化が心配なので、シリカゲルに沈めて作る方法をとりました。
シアン系の色から染まっていきます。こちらのシアンはだいたい30〜40分で染まったものです。やり方は、インクに茎をいけるという方法。インクを水のように吸い上げて染まってくれます。
↑一晩染めると、このようにはっきりとした色に染まります。浅く染めたものと、じっくり染めたもので、濃淡を出してデザインしていこうという作戦です。
シンプルなデザインで
↑そのようにして作ったハーバリウムボールペンがこちらです。
一番奥のものは、藍色に染めたものと、まったく染めていないもののミックスです、彩度が低く、とても落ち着いた、なんとなくゴシックな感じのデザインになりました。
その手前のもの、軸がベージュのものは、オレンジの花と、黄色の花のミックスです。あまりはっきりとしたオレンジではなく、すこし控えめな色で染めていますので、こちらも落ち着いた印象。秋には特によいですね。
真ん中は、ピンクの花のみのパステル調。春、桜の時期に是非持ちたいですね。
手前から二番目は、スタッフさんたちのリクエストで、ブルー系の爽やかなのが欲しい!とのことで、シアンで染めたかすみ草の、淡いものと濃いものを混在させました。
一番手前のものは、グリーンとイエローに染めたかすみ草。グリーンは自然な色なので、癒されますね。
自然の花を使っているので、同じものが一つとないのも魅力です。
また、今後手に入る花材の種類も変わっていくと思いますので、順次新しいカラーバリエーションを追加していって、どんどん変わっていく商品をつくれるとよいなと思います。
今週中には出品できる予定なので、是非よろしくおねがいします!
また、うちのハーバリウムボールペンは、ジェットストリームの芯を採用しておりますので、とても描き心地がよいものになっております。
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