今年もこの季節がやってきました。ペーパーブランクスの2021年のスケジュール帳が登場です!
昨年からの継続もありますし、今年新しく仲間入りしたデザインもあります。
今回はミニサイズをご紹介します。
ミニサイズは95×140mmのハガキよりすこし小さいくらいの小さなスケジュール帳。
小さいながらもハードカバーなのでしっかりしており、バッグの中でも中の情報をまもってくれます。小さいのでポーチなどにいれることもできます。
中身紹介
メインとなるウィークリーのページには、左に午前、午後の予定、右にメモ欄があります。右下の小さなカレンダーは、今がのページを月間で示していて、案外便利です。
そのほかにも、月間ブロックスタイルのカレンダーで、大まかな予定を把握できます。
年間スケジュールやミニカレンダーもついているので便利ですよ
付録に別冊ミニノートがついています。時候の挨拶や、トラベル外国語集、国際電話と時差、アドレスページなど盛りだくさん、本体と離れているので、アドレスなど次の年にも入れ替えてつかえます。
では、デザインを一つ一つみていきましょう。
クロエ
1910年に出版された本の表紙を再現したものです。
中に綴じられていたのは、最高にロマンティックな古代の愛の物語。金箔装飾と艶出し加工が施されたブルーのレバント・モロッコ革による装丁はエミール=フィリップ・メルシエ(Émile-Philippe Mercier)の手によるものです。
オーレリア
発想の源は1700年代のパリに遡ります。
元となる本には、ルイ15世の聖週間のための手引書が収められていました。
鳥、花、草木の葉をかたどったロココ調の金模様がふんだんに散りばめられたすばらしいデザインとなっています。
花火
多作なクロード・J・ドラットの教訓的な詩「ラ・デクラメーション・テアトル」(1766年)を元々カバーしていた壮麗な装丁が、華麗な花火を演出します。
Butterfly Garden
Gary Graysonの独特のスタイルは、ビンテージベクター、印象派、ポップアートの折衷的なミックスであり、すべてが豊かなレイヤーの中で組み合わされています。
彼の無限の創造性があなたの想像力を刺激します。
地中海の猫たち
アメリカ人アーティストのローレル・バーチは1971年に中国を訪れた際、七宝焼を学びました。
バーチはこの金属細工の技法を絵画に応用。ゴールドとシルバーの線で色を区切るという技法を編み出しました。本装丁ではその技法を用いた絵を再現しています。
モネ 日本の橋
フランスの田舎に引っ越したクロード・モネは、新しく池を掘り、そこから生み出される
光に魅了されることになります。
本装丁は、池をモチーフにした油彩画『Japanese Footbridge, Giverny』(1895年)を背景に、同じ印象派の画家ベルト・モリゾに宛てたモネの手紙を配しています
Moonlight
オレナ・スキツイウク(Olena Skytsiuk)は、ウクライナの伝統的な装飾技法であるペトリキフカ・ペインティングの第一人者。
この技法の特徴は、猫の毛で作られた筆を使うことによって生まれる視覚効果です。
細かな筆のタッチが重なり合い、風景や花々が咲き乱れる様子が描き出されます。
ミモザ
Riviere and Sonによる装丁を再現したデザイン。
原版はパーシー・ビッシュ・シェリーの「はにかみ草および初期詩編」で使用されたものであり、豊かな創造性を存分に感じられます。
2020年の人気No.1でした。
シューベルト 魔王
フランツ・ペーター・シューベルトはオーストリアの音楽一家に生まれました。
注目が集まるようになったのは、1831年、ゲーテの詩に触発されて作った『魔王』が劇場で演奏されたときのことです。
紺碧
ラテン語の典礼書『L’office de la Semaine Sainte(聖週間の聖務日課)』の1688年版は、金箔張りの革表紙で保護されていました。
「紺碧」では、鮮やかなブルーを背景に、繊細な金の蔓模様が印象的なアンティークのデザインを再現しています。
どうですか。どれも素敵なデザインですよね。キラキラ輝く箔押し、パール調の表面、立体的な加工。どれも写真だけではわかりづらかったので、動画にしてみました。是非ごらんください!
ちなみに今年は「月間インデックスシール」が無料でついてきます!しおり紐は2本ついてありますが、やっぱり一目で「何月」とわかったほうがよい方に是非お使いいただきたいです。
また、別料金を330円いただくようにはなりますが、表紙の次の扉ページに、名入れ彫刻もできます。「紙に彫刻!?」と思われるかもしれませんが、うすーく表面を焼くことで印字しています。
また、ご興味のある方で、すぐに使ってみたい!という方のために、2020年の在庫
もまだ少しございますので、是非ご利用ください。
コメント